Hasi-Watasiでは、掲載しているブランド・スポットがCosmebioのラベルを取得しているかどうかを記載しています。 フランスのオーガニックコスメに付いている「Cosmebio」のマーク。「ナチュラル」と「オーガニック」では何が違うのか、マークの下の小さな文字が何を意味するのかを知ると、成分表を読み込まなくても中身の目安がつかめます。
認証名
Cosmebio(コスメビオ)
正式名:Cosmébio(フランスのエコロジー・オーガニック化粧品専門家協会によるラベル)
通称:コスメビオ認証、Cosmebio COSMOS ORGANIC、Cosmebio COSMOS NATURAL
認証の概要
フランスの化粧品業界団体Cosmébioが発行する、ナチュラル・オーガニック化粧品のラベルです。
認証の内容
Cosmébioは2002年に設立されたフランスの専門家協会で、フランス初のナチュラル・オーガニック化粧品の基準をつくり、市場の土台を整えてきました。国際基準COSMOSの創設団体のひとつでもあります。 協会のため自らは審査を行わず、独立した認証機関(Bureau Veritas、Cosmécert、Ecocert)が少なくとも年1回の審査を行います。製品が基準を満たして認証を受けたうえで、ブランドが協会に加盟し、環境と人への配慮を約束する「Cosmébioマニフェスト」に署名すると、ラベルを使えるようになります。 2017年1月以降に発売される新製品は、COSMOSの基準で処方することになっています。ラベルが付いた製品は16,000を超えます。
認証の対象
スキンケア、ボディケア、ヘアケア、メイクアップ、日焼け止め、ベビーケア、フレグランスなどの化粧品。
認証基準・チェックされること
成分の割合に加え、原料の倫理的な調達、環境負荷の少ない製造工程、包装、透明な表示まで、製品のライフサイクル全体が基準に含まれます。シリコーン、フェノキシエタノール、パラベンなど、議論のある成分は使えません。ラベルの種類ごとの代表的な基準は次の通りです。
- COSMOS ORGANIC:製品全体の約95%以上が自然由来の原料であること。有機にできる原料(植物・みつろう・乳など)の95%以上が有機であること。製品全体の20%以上(洗い流す製品は10%以上)が有機原料であること
- COSMOS NATURAL:製品全体の約95%以上が自然由来の原料であること(有機原料の割合は求めない)
- Cosmébio(COSMOS以前の基準):製品全体の95%以上が自然由来、植物由来原料の95%以上が有機、製品全体の10%以上が有機原料であること
運営団体・発行元
ラベルの発行:Cosmébio(フランスのエコロジー・オーガニック化粧品専門家協会)。
審査:Cosmébioが認める認証機関(Bureau Veritas、Cosmécert、Ecocert)。
対象地域
フランスの協会ですが、加盟ブランドの製品は世界で販売されています。日本では主にフランスからの輸入コスメで目にします。
似た表示との違い
- 認証機関のロゴ(EcocertやCosmécertなど):これらは製品を審査する「認証機関」で、Cosmebioは協会が発行する「ラベル」です。同じ製品に両方の表示が並ぶことがあります。
- 「COSMOS ORGANIC」と「COSMOS NATURAL」:Cosmebioのラベルの下に書かれた文字で中身が変わります。ORGANICは有機原料の割合まで求めますが、NATURALは自然由来であることのみで、有機の割合は問いません。
- 「ナチュラル」「オーガニック」とだけ書かれた化粧品:化粧品には法律上の定義がなく、認証がなくても使える言葉です。
- 「ISO 16128」にもとづく自然由来指数の表示:自然由来・有機由来の割合の計算方法を示した指針で、認証やラベルではありません。
補足・知っておきたいこと
Cosmebioのラベルの下に「COSMOS ORGANIC」などの表記があれば、国際基準COSMOSで処方された製品です。2017年より前に発売された製品には、COSMOS以前の基準によるラベルが付いていることがあります。
関連記事リンク
Cosmébio「Cosmebio, a label for Organic and Natural cosmetics」(ラベルの種類と基準・英語)
https://www.cosmebio.org/en/cosmebio-label/

