Hasi-Watasiでは、掲載しているブランド・スポットがFair for Lifeの認証を取得しているか、あるいは、Fair for Lifeの認証を取得している原料を使用しているかどうかを記載しています。 チョコレートやコスメの原料の向こう側には、それを育て、収穫する人たちがいます。Fair for Lifeを知ると、つくる人に公正な対価が届いているかを確かめながら選べるようになります。
認証名
Fair for Life(フェア・フォー・ライフ)
正式名:Fair for Life(フェアトレード認証プログラム)
通称:FFL、フェアフォーライフ、Fair for Life Fair Trade
認証の概要
原料の生産者からブランドまで、サプライチェーン全体で公正な取引が行われていることを証明する国際的なフェアトレード認証です。
認証の内容
2006年にスイスで始まった認証で、現在はフランスの認証機関Ecocertが運営しています。2016〜2017年にEcocertの別のフェアトレード基準と統合され、2022年の改定で化粧品・医薬品・栄養補助食品にも対象を広げました。 生産者だけでなく、原料を仕入れるブランドまでを含めたサプライチェーン全体を認証するのが特徴です。また、途上国に限らず、先進国の生産者や労働者にも適用できます。
認証の対象
農作物・野生植物・畜産・養蜂・水産などの天然原料や、手工芸の素材からつくられる製品。分野は食品/化粧品・美容製品/繊維・革製品/洗剤やルームフレグランスなどの日用品/手工芸品。生産者、フェアトレード・パートナー、ブランドなどが認証を受けます。
認証基準・チェックされること
社会・環境・公正な取引にかかわる要件を組み合わせた基準で、ISO 17065にもとづく定期的な監査で確かめられます。中心となるのは次の点です。
- 公正な価格:生産者の生活を支える、透明な最低価格や公正な価格の仕組みがあること
- 労働条件:安全で、尊重され、尊厳のある労働環境が守られていること
- 地域の発展:開発基金などを通じて、生産者が主体となった地域のインフラ・教育・医療への投資を支えていること
- 立場の弱い人への配慮:女性や先住民など、不利な立場にある人たちの経済的な自立と意思決定への参加を後押ししていること
- 環境への配慮:環境に配慮した栽培・収穫を行い、自然資源を適切に管理していること
- トレーサビリティ:認証原料の流れを物理的にたどれ、必要な情報が最終消費者まで伝わること
運営団体・発行元
Ecocert(Ecocert Environnement SAS、フランス)。基準の所有と認証審査の両方を担っています。
対象地域
全世界(生産地域による制限はありません)。
似た表示との違い
- 「フェアトレード」とだけ書かれた表示:フェアトレードという言葉には法律上の決まりがなく、認証がなくても使えてしまいます。Fair for Lifeのマークは、基準と監査の裏付けがあることを示します。
- 国際フェアトレード認証:Fairtrade Internationalが運営する別の認証で、主に途上国の生産者を対象にしています。Fair for Lifeは先進国の生産者にも適用でき、ブランドを含めたサプライチェーン全体を認証します。
- For Life:同じくEcocertが運営する姉妹ラベルで、企業の社会的責任(CSR)の取り組みを認証するものです。フェアトレードの原料調達を示すFair for Lifeとは別物です。
補足・知っておきたいこと
製品にFair for Lifeのロゴを表示するには、原料の大部分(Ecocertの説明では80%以上)がフェアトレード由来であることが求められます。割合や表示のルールは製品の種類によって異なるため、詳しくは公式の基準を確かめてください。
関連記事リンク
Fair for Life「Fair for Life」(認証の考え方・歴史・基準へのリンク・英語)
https://www.fairforlife.org/en/our-labels/fair-for-life/

