RSPCA Assuredとは?

Hasi-Watasiでは、掲載しているブランド・スポットがRSPCA Assuredの認証を取得しているか、あるいは、RSPCA Assuredの認証を取得している原料を使用しているかどうかを記載しています。 肉や卵、乳製品を選ぶとき、その動物がどんな環境で育てられたのかは、パッケージからはなかなか見えません。RSPCA Assuredを知ると、動物の一生に目を向けてつくられた食品を選べるようになります。

認証名

RSPCA Assured(アールエスピーシーエー・アシュアード)

正式名:RSPCA Assured(英国王立動物虐待防止協会による動物福祉の認証制度)

通称:RSPCAアシュアード、RSPCA認証、Freedom Food(旧称)

認証の概要

イギリスの動物保護団体RSPCAが定めた、法律よりも高い動物福祉の基準を満たした畜産物であることを示す認証です。

認証の内容

1994年に「Freedom Food」として始まり、2015年に現在の名前になりました。動物福祉だけに特化した畜産の認証制度としては、最も古いもののひとつです。 基準はRSPCAの動物福祉の専門家がつくり、非営利の認証制度であるRSPCA Assuredが、農場が基準を守っているかを確かめています。ラベルの付いた製品は、ふ化場・農場・輸送業者・食肉処理場のすべてが審査に合格していることを示します。

認証の対象

肉・魚(養殖)・卵・乳製品などの畜産物と、それを扱う農場・輸送業者・食肉処理場などの事業者。

認証基準・チェックされること

動物が生まれてから処理されるまでの一生にわたって、RSPCAの動物福祉の基準を守っていることが前提です。参加する農場は、平均で約760項目の基準を満たす必要があり、年1回の審査に加えて予告なしの訪問を受けることもあります。

 

  • 飼育環境:ケージやクレート(狭い檻)を使わず、動物が自然な行動をとれる広さや環境を確保していること
  • 輸送・処理:輸送中や食肉処理の段階でも、動物の苦痛を減らす基準を守っていること
  • 管理体制:トレーサビリティ(どこから来たかをたどれる仕組み)を確保し、基準を満たす取引先から仕入れていること

運営団体・発行元

基準:RSPCA(英国王立動物虐待防止協会、イギリスの慈善団体)。

運営・審査:RSPCA Assured(RSPCAの非営利の認証制度)。

対象地域

イギリス

似た表示との違い

  • 「放し飼い」「フリーレンジ」:飼い方の一部を表す言葉です。RSPCA Assuredは屋内飼育も対象にしたうえで、飼育から輸送・処理まで一生を通した基準で審査します。
  • 「アニマルウェルフェアに配慮」とだけ書かれた表示:何をどこまで配慮しているかは、表示だけでは分かりません。RSPCA Assuredは、具体的な基準と審査の裏付けがあります。
  • ヴィーガン系の認証(ヴィーガンJAS・V-Label):動物由来のものを使わないことを示す認証です。RSPCA Assuredは、動物由来の食品をつくるときの動物の扱い方を示す認証です。

補足・知っておきたいこと

2024年には、一部の認証農場で動物の扱いが問題視される報道があり、RSPCAは制度の見直しを表明しています。ラベルは「より良い飼育を目指す基準を守っていること」の目安として受け止めるのがよいでしょう。

関連する認証

ヴィーガンJAS、V-Label、有機JAS、Soil Association、リジェネラティブ・オーガニック など。

同じ「植物・動物」カテゴリーの認証は、こちらでまとめて見られます。

この認証に関連した掲載ブランド・スポット

関連記事リンク

RSPCA Assured「Who we are」(制度の概要とラベルの意味・英語)

https://www.rspcaassured.org.uk/who-we-are