COSMOS(コスモス)とは?

Hasi-Watasiでは、掲載しているブランドがCOSMOS認証を取得しているかどうかを記載しています。オーガニックコスメを選ぼうとして、「オーガニック」「ナチュラル」とうたう商品の多さに迷ったことはありませんか?COSMOSを知っておくと、その言葉が国際的な基準と第三者の審査に裏づけられたものかどうかを見分けられるようになります。

認証名

COSMOS(コスモス)

正式名:COSMetic Organic and Natural Standard(COSMOS-standard)

通称:COSMOS認証、COSMOS ORGANIC、COSMOS NATURAL

認証の概要

欧州の5つの認証団体が共同でつくった、オーガニック・ナチュラルコスメの国際統一基準です。

認証の内容

欧州では、オーガニックコスメの基準が国や団体ごとにばらばらでした。それを一本化するため、BDIH(ドイツ)、Cosmebio(フランス)、Ecocert(フランス)、ICEA(イタリア)、Soil Association(イギリス)の5団体が共同で策定し、2011年に正式に始まりました。 基準をつくる団体と、審査をする機関が分かれているのが特徴です。COSMOSが認可した認証機関が審査を行い、製品には認証機関のマークとともに「COSMOS ORGANIC」または「COSMOS NATURAL」の表示が入ります。2026年1月時点で、80か国の3万1,100を超える製品がこの表示を付けています。

認証の対象

化粧品の完成品(スキンケア・ヘアケア・メイクアップなど)と、化粧品の原料です。

認証基準・チェックされること

原料の由来だけでなく、製造工程や容器包装まで確認されます。共通するのは、許可された保存料などを除いて石油化学由来の成分を使わないこと、遺伝子組換え原料を使わないこと、環境と人の健康に配慮した製造工程であること、リサイクル可能な容器包装を使うことです。表示の種類ごとの基準は次の通りです。

 

  • COSMOS ORGANIC(完成品):植物原料の95%以上がオーガニックで、製品全体の20%以上(洗い流す製品は10%以上)がオーガニック原料であること
  • COSMOS NATURAL(完成品):COSMOSの共通基準をすべて満たしていること(オーガニック比率の下限はなし)
  • COSMOS CERTIFIED(原料):オーガニック成分を含み、COSMOSの基準を満たした原料であること
  • COSMOS APPROVED(原料):オーガニック成分を含まない原料で、COSMOS認証製品への使用が認められていること

運営団体・発行元

COSMOS-standard AISBL(ベルギー・ブリュッセルの国際非営利団体)。審査は、COSMOSが認可した認証機関(Ecocert、Soil Associationなど)が行います。

対象地域

国際的な基準で、欧州・アジア・オーストラリアなどの認可認証機関が世界中で審査を行っています。日本でも、エコサート・ジャパンなどを通じて国内ブランドが認証を取得しています。

似た表示との違い

  • 「COSMOS ORGANIC」と「COSMOS NATURAL」:どちらも同じ共通基準を満たしたうえで、オーガニック原料の比率の条件を満たすかどうかの違いです。NATURALは、オーガニックの比率を保証するものではありません。
  • 「COSMOS認証原料配合」:CERTIFIED・APPROVEDは原料向けの表示です。原料が認証されていても、完成品が認証されているとは限りません。
  • 「天然由来指数〇%」(ISO 16128):天然由来・オーガニック由来の割合を計算するための国際的なガイドラインで、認証制度ではありません。第三者の審査を経ているとは限らない点がCOSMOSとの違いです。

補足・知っておきたいこと

COSMOSの公式データベースで、認証された製品を検索できます。基準は定期的に改定されていて、最新の基準書は公式サイトで公開されています。

関連する認証

Cosmebio、BDIH、ICEA、Soil Association、NATRUE、有機JAS、USDA Organic など

同じ「植物・動物」カテゴリーの認証は、こちらでまとめて見られます。

この認証を持つ掲載ブランド・スポット

関連記事リンク

COSMOS「COSMOS Certified products directory」(認証製品の検索・英語)

https://www.cosmos-standard.org/en/databases/products-directory/